倉庫業のやりがいについて
仕事のやりがいとは、一般的には下記4点があげられます。
① 仕事に対する充足感や達成感が得られる。
② 持っている知識や能力を発揮できる。
③ 自身の成長が感じられる。
④ 自分が行った仕事に対して、相応のリターン(成果や評価、報酬など)が得られる。
しかし、業種や職種により「やりがい」は大きく違い、私たち倉庫業もたくさんあります。
私たちが日々どのようなことにやりがいを感じているかご紹介いたします。
倉庫業のやりがい① クライアントと共に成長できる
当社では、保管発送作業を主として行っており、お客様の大切な「商品」を扱い、商品が動くことがクライアントの売り上げと直結する、言わば、クライアントの経営の一角を担っていると自負しています。
当然、当社とお取引のある企業の物量が増加しなければ、当社経営も厳しくなります。
反対に物量が増加すれば、当社も成長することが可能となります。
常にクライアントの商品と触れているからこそ、意見も言わせていただき、何かしらの変更のご対応をいただくことも多々あります。
また、クライアントより要望やご意見をいただくことも同様に多々あります。
漠然とですが、自分本位の意見ではなく、ビジネスを良くするために同じ方向を向き、進めることがとてもやりがいと感じます。
倉庫業のやりがい② 新しい業務で得たスキルや情報を別クライアントへ反映することが可能
当社のような3PL企業は様々な商材を取り扱い、納品先ルールに沿った仕様に仕上げます。
たとえば、納品倉庫独自のルールで専用ラベル貼り付け必須だったり、クライアントより指示がありJANコード変更となり、コードラベルを貼り付けることがあります。
特にBtoBと言われる法人向け発送の場合、取り決め事項が多く、各社に合わせた仕様とすることがとても大切です。
お取引先企業が増えるにつれ、新しい仕様の場合でもある程度パターン化される傾向が見られます。
また、当社のように自社でトラックを持っていない企業はたくさんの配送会社との取り引きがあり、試行錯誤をしながら各社の特性を鑑みながら安全で安く配送できる配送種を常に検証しています。
当社とお取引のある企業はキャンペーンや新しい商品をどんどん企画し、新しい納品先を増やされています。
今までの経験より、物流という分野で当社なりのご意見をさせていただき、それが安全に実現していくことは大変うれしいものです。
倉庫業のやりがい③ トラブル対策のPDCAサイクルが功を奏する
作業事故や配送事故を起こしたいと思いながら起こす人は当然いないのですが、思いもよらぬトラブルが発生するものです。
当社でも恥を忍んでお話ししますと、たくさんの失敗をしてきました。
しかし作業フローを見直し、課題や盲点であった箇所を見直し、3か月以上トラブルがまったくない状態となりました。
倉庫業はまず安全安心な状況でお預かりしている商品を保管・発送することが第一であり、この状況を続けていきたいと思います。