物流機能を委託するメリット・デメリット

自社内にて物流機能をお持ちの企業様が当社のような倉庫会社に委託されるメリットとデメリットを解説します。

1. 倉庫会社に委託するメリット

メリットについて3つの要素があります。

物流コスト削減が可能となります。

当社のような3PL(サードパーティロジスティクス)企業では、様々なお取引先企業の多種多様な商品をいかに配送コストを安くお届けすることが可能か、日々試行錯誤しながら、輸送種を使い分けています。

多くの配送会社との取り引きがありますので、配送料金値上げ時の対応も早く、別の輸送種へのリスクヘッジが可能となります。

また、自社物流では必ず発生する家賃や作業員の人件費といった固定費が、物量や作業量に応じた変動費となるため、物量の多い繁忙時期に合わせた場所を確保し閑散期にスペースが空いているといったことや作業員を過剰に抱えるといった無駄な費用がかからなくなります。

コア業務に集中できます。

物流業務は企業にとって、コスト部門であり、「経費」です。

本来、商品開発やマーケティング、販売促進活動に注力されるべき企業が、出荷増加により社員総出で倉庫作業をされている光景がよく見受けられます。

是非、貴社経営の根幹である「売り上げ」向上に注力いただき、物流業務は倉庫専門会社にお任せされるのはいかがでしょうか。

■専門性を持った情報とアイデアが豊富です。

多種多様な案件の経験より、企業の経営施策に柔軟な出荷対応が可能です。

また、在庫管理システム(WMS)や物流機器(マテハン)、配送、資材など豊富な知識を駆使し、自社物流では成しえない効果を得ることができます。

2. 倉庫会社に委託するデメリット

■緊急時やイレギュラー時に対応が遅い。 

倉庫会社では自社物流のようにはうまく連携が取れず、機会損失が発生する可能性があります。また、システマチックな運用となっており、属人化する作業を避ける傾向があります。

システム化が困難な商品、イレギュラーが多い業務において、委託することで物流費が上がり、自社運営による物流業務と比べ業務関係者様の業務量増加が懸念されます。

■物流ノウハウが蓄積しない。

物流業務を委託することで、物流現場作業に携わることがなくなり、ノウハウが蓄積できなくなります。

倉庫会社とコミュニケーションを取り、運用等の洗い出しが必要となります。

■倉庫会社との連携

倉庫会社は業務委託で成り立っている業界であり、大手物流会社が子会社や下請け会社、その先の孫請け会社に委託し、実際は契約会社と全く違う倉庫会社が作業をしていることが多々あります。

それではなかなか確認事項の返答にも時間がかかり、連携もうまくいかないのではないかと感じています。

業務責任者や作業担当者と常に連携を取れる環境がスムーズな運用に結びつきます。

荷主企業と倉庫会社は、なによりも「人と人のつながり」が大切であり、相性が重要です。

信頼関係を築ける担当者を見つけましょう。

3. 当社Link Structureでは

■お取引企業様とのコミュニケーションを大切にします。

お客様の経営資産となる商品をお預かりしているものと従業員一同認識し、各種確認業務や緊急対応等、可能な限り対応しております。

なによりも対応スピードが自慢です。

また、商品知識を持つよう心掛け、システム化が難しい属人化業務にも幅広く対応いたします。

物流・倉庫作業のご相談はお問い合せフォームよりお待ちしております。

株式会社Link Structure

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