物流コスト削減方法③ 保管コスト削減(荷主)編
前項の物流コスト削減方法②の続きとなります。
4. 保管コスト削減(荷主)
■不動在庫や不良商品、返品商品管理を見直しましょう。
倉庫内商品管理において、商品状態に対して、ステータスを管理しています。
良品・不良品・返品や帳簿外(販促品)などのステータスがあります。
ステータスが増えるとそれに対応した保管スペースの確保が必要となり、商品用間口が増加します。
理想的環境は、出荷可能である良品ステータス在庫が保管スペースの大半を占めている状況です。
しかし、運営上、不良品・販促品・返品商品は発生するものです。
この不良品や返品商品の取り扱いルールが曖昧となっており、出荷対象外商品で保管コストに含まれている場合が多いように思います。
倉庫会社とよく打ち合わせを実施し、不良品と返品はいかに良品化し出荷対象在庫とするか、また出荷対象外商品はどのように処分をしていくのか進めましょう。
また、出荷頻度による不動在庫を確認するには、ABC分析という手法を使います。
ABC分析については他サイトにたくさん出ていますので、そちらを検索ください。
それでは次回は、倉庫作業について、考えてみましょう。